iTrust 日本株式

iTrust 日本株式は、ピクテ・ジャパン株式会社(委託会社)の、優れたブランド力、技術力、商品・サービス開発力およびマーケティング力を有し、業界トップシェアを誇る企業、または今後それが期待される企業に投資するアクティブファンドです。
運用は、国内株式などを投資対象とするマザーファンド:ピクテ・日本ナンバーワン・マザーファンドに投資することで行われます。
iTrust 日本株式の交付目論見書(2025年4月19日)はこちら
iTrust 日本株式の交付運用報告書(第8期:2024年7月22日)はこちら
基本情報
単位型・追加型 | 追加型 |
投資対象地域 | 国内・日本 |
投資対象資産 | 株式 |
補足分類 | アクティブ型 |
対象インデックス | ― |
投資形態 | ファミリーファンド |
設定日 | 2016年6月30日 |
決済日 | 年1回:毎年7月20日(休業日の場合は翌営業日) |
為替ヘッジ | ― |
信託期間 | 無制限 |
NISA | 一般・つみたて |
手数料
購入時手数料 | なし(ノーロード) |
信託財産留保額 | なし |
運用管理費用(信託報酬) *実質的な負担 | 年率0.9130%(税抜:0.8300%) |
主要な資産の状況

取り扱い証券会社
SBI証券 | 〇 |
楽天証券 | 〇 |
松井証券 | 〇 |
SMBC日興証券 | ✕ |
マネックス証券 | 〇 |
運用実績(2025年1月31日時点)
設定からの期間 | 8年7月(2016年6月30日~) |
基準価額の増減 | 10,000円⇒25,095円:プラス15,095円 |
トータルリターン(1年) | 0.26%(2025年2月末時点) |
純資産総額 | 78.3億円 |
分配金実績 | 第6期(2022年7月):0円 第7期(2023年7月):0円 第8期(2024年7月):0円 設定来累計:0円 |
騰落率(基準価額:ベンチマーク騰落率) | 2022年7月:2.4% 2023年7月:14.4% 2024年7月:22.7% |
収益率 | 2023年:24.6% 2024年:16.3% 2025年:0.0% |

当サイトの評価
項目 | 数値 | 評価(7段階評価) |
純資産総額 | 78.3億円 | 🌟🌟🌟 |
資産の流入出 | 2022年:1,030百万円 2023年:1,765百万円 2024年:2,437百万円 | 🌟🌟🌟🌟 |
基準価額の騰落率 | 直近1年:22.7% 直近3年:39.5% | 🌟🌟🌟🌟 |
トータルリターン(年率) | 直近1年:0.26% 直近3年:10.71% 設定来:10.59% | 🌟🌟🌟🌟 |
信託報酬 | 0.9130%(税込) | 🌟🌟 |
ベンチマークとの乖離* | 直近1年:― 直近3年:― | ― |
シャープレシオ | 直近1年:0.03 直近3年:1.01 | 🌟🌟🌟🌟🌟 |
標準偏差(変動リスク) | 直近1年:17.52 直近3年:10.53 | 🌟🌟🌟🌟🌟 |
総評
国内の株式の中で、各々のカテゴリーにおいて、ナンバー1(その分野でのトップシェア(売上高等)であるもの)企業に投資すると銘打っていますが、マクロで見ていくと、一つ一つの銘柄の組み入れ比率はそんなに大きくありません。トップ10名銘柄を合わせても、全体の4分の1にも達しません。
信託報酬は0.9%台であり、アクティブファンドとしても気なる数字です。各々のカテゴリーのナンバー1分析がどの程度できているかで、コスト面の評価が変わってきます。
純資産総額は70億円程度であり、ファンドの規模として不十分な数字です。直近の資産の流入状況も芳しくありませんが、2024年に25億円程度の資産が流入していますから、2025年には100億円の壁を越えてくるかもしれません。
トータルリターンは年率10%(3年間)程度であり、悪くはない数字なのですが、コストの重さをカバーしきれてはいません。
国内の株式に投資している積極運用のファンドの中では、変動リスクはそれなりに抑えられています。