野村・資産設計・ファンド(DC つみたてNISA)2060(愛称:未来時計DC つみたてNISA 2060)

〇8の資産に投資するつみたてNISA対象商品(33商品)中




野村・資産設計・ファンド(DC つみたてNISA)2060(愛称:未来時計DC つみたてNISA 2060)(以下、未来時計DC つみたてNISA 2060)は、野村アセットマネジメント株式会社(委託会社)のNOMURA-BPI総合指数、FTSE 世界国債・インデックス(除く日本)、JPモルガン・GBI-EM・グローバル・ダイバーシファイド、東証株価指数(TOPIX)、MSCI コクサイ・インデックス、MSCI Emerging Markets インデックス、東証REIT指数、S&P 先進国REIT指数(除く日本)の値動きに連動する投資効果を目指すインデックスファンドです。
運用は、ベンチマークである8つの指数に連動するマザーファンド:①国内債券・NOMURA-BPI総合・マザーファンド、②外国債権・マザーファンド、③新興国債権(現地通貨建て)・マザーファンド、④国内株式・マザーファンド、⑤外国株式・MSCI コクサイ・マザーファンド、⑥新興国株式・マザーファンド、⑦J-REIT・インデックス・マザーファンド、⑧海外REIT・インデックス・マザーファンドに投資することで行われます。
未来時計DC つみたてNISA 2060の交付目論見書(2025年3月20日)はこちら
未来時計DC つみたてNISA 2060の交付運用報告書(第5期:2024年6月24日)はこちら
基本情報
単位型・追加型 | 追加型 |
投資対象地域 | 内外・グローバル(日本を含む) |
投資対象資産 | 資産複合 |
補足分類 | インデックス型 |
対象インデックス | NOMURA-BPI総合指数 FTSE 世界国債・インデックス(除く日本) JPモルガン・GBI-EM・グローバル・ダイバーシファイド 東証株価指数(TOPIX) MSCI コクサイ・インデックス MSCI Emerging Markets インデックス 東証REIT指数 S&P 先進国REIT指数(除く日本) |
投資形態 | ファミリーファンド |
設定日 | 2019年9月30日 |
決済日 | 年1回:毎年6月22日(休業日の場合は翌営業日) |
為替ヘッジ | なし |
信託期間 | 無制限 |
NISA | 一般・つみたて |
手数料
購入時手数料 | なし(ノーロード) |
信託財産留保額 | なし |
運用管理費用(信託報酬) *実質的な負担 | 年率0.4620%(税抜:0.4200%) |
○信託報酬は第13期以降上方修正。
主要な資産の状況

取り扱い証券会社
SBI証券 | ✕ |
楽天証券 | ✕ |
松井証券 | ✕ |
SMBC日興証券 | ✕ |
マネックス証券 | ✕ |
○ゆうちょ銀行でのみ取り扱い可能。
運用実績(2025年1月31日時点)
設定からの期間 | 5年4月(2019年9月30日~) |
基準価額の増減 | 10,000円⇒17,726円:プラス7,726円 |
トータルリターン(1年) | 6.04%(2025年2月末時点) |
純資産総額 | 4.6億円 |
分配金実績 | 第3期(2022年6月):5円 第4期(2023年6月):5円 第5期(2024年6月):5円 設定来累計:20円 |
騰落率(基準価額:ベンチマーク騰落率) | 2022年6月:△0.6% 2023年6月:15.2% 2024年6月:20.1% |
収益率 | 2022年:― 2023年:― 2024年:― |

当サイトの評価
項目 | 数値 | 評価(7段階評価) |
純資産総額 | 4.6億円 | 🌟 |
資産の流入出 | 2022年:36百万円 2023年:86百万円 2024年:159百万円 | 🌟🌟🌟 |
基準価額の騰落率 | 直近1年:20.1% 直近3年:34.7% | 🌟🌟🌟🌟 |
トータルリターン(年率) | 直近1年:6.04% 直近3年:11.46% 設定来:10.59% | 🌟🌟🌟🌟 |
信託報酬 | 0.4620%(税込) | 🌟🌟🌟🌟 |
ベンチマークとの乖離* | 直近1年:― 直近3年:― | ― |
シャープレシオ | 直近1年:0.48 直近3年:1.18 | 🌟🌟🌟🌟🌟 |
標準偏差(変動リスク) | 直近1年:12.24 直近3年:9.56 | 🌟🌟🌟🌟🌟 |
総評
全世界の株式、債券、不動産投資信託(REIT)に投資する8資産バランス型の商品です。
信託報酬は0.4%台であり、バランスファンドとして気になる数字です。ただし、ターゲット・イヤーに近づくにつれてコスト面は改善されていくため、コスト面の評価は徐々に上がっていくでしょう。
純資産総額は10億円に届いておらず、ファンドの規模としてまだまだ不十分な数字です。直近の資産の流入状況も芳しくありません。
8資産の組入比率は、それぞれの商品の名を冠しているターゲット・イヤーに近づくにつれて安定資産の組入比率が上がっていき、ターゲット・イヤー後は債券中心の安定運用になります。
そのため、収益性はターゲット・イヤーまでにどれだけ増やせるかという点にかかっています。