日経平均・高配当利回り株・ファンド

日経平均株価（日経225）に採用されている国内の株式の中で、予想される配当利回りの高い上位30銘柄に投資しています。そのため、一つ一つの銘柄の組入比率が高く、組入上位の10銘柄だけで全体の60%近くとなっています。

信託報酬は0.6%台であり、アクティブファンドとしてなら許容できる数字です。銘柄の絞り込みが行われていますが、225銘柄からの選定ということで、ある程度コストが抑えられているのでしょう。

純資産総額は1,500億円を超えており、ファンドの規模としてこの上ない数字です。2023年から2024年にかけて1,000億円以上の資産が流入しており、非常に勢いのあるファンドの一つです。

トータルリターンは年率20%（3年間）を超えており、非常に高い収益が期待できます。アクティブファンドの中では信託報酬もそれなりなので、間違いなくコストパフォーマンスは良いと言えます。

アクティブファンドとして性能の高い商品ですが、決算日が年2回で、収益の一部が分配金として投資家に付与されている点に注意が必要です。