ひふみ投信

ひふみ投信は、レオス・キャピタルワークス株式会社(委託会社)の、長期的な産業のトレンドを勘案しつつ、定性・定量の両方面から徹底的な調査・分析を行ない、業種や企業規模にとらわれることなく、長期的な将来価値に対してその時点での市場価値が割安と考えられる銘柄に投資するアクティブファンドです。
運用は、国内外の株式などを投資対象とするマザーファンド:ひふみ投信・マザーファンドに投資することで行われます。
ひふみ投信の交付目論見書(2024年12月14日)はこちら
ひふみ投信の交付運用報告書(第16期:2024年9月30日)はこちら
基本情報
単位型・追加型 | 追加型 |
投資対象地域 | 内外・グローバル(日本を含む) |
投資対象資産 | 株式 |
補足分類 | アクティブ型 |
対象インデックス | ― |
投資形態 | ファミリーファンド |
設定日 | 2008年10月1日 |
決済日 | 年1回:毎年9月30日(休業日の場合は翌営業日) |
為替ヘッジ | なし |
信託期間 | 無制限 |
NISA | 一般・つみたて |
手数料
購入時手数料 | なし(ノーロード) |
信託財産留保額 | なし |
運用管理費用(信託報酬) *実質的な負担 | 年率1.0780%(税抜:0.9800%) |
主要な資産の状況

取り扱い証券会社
SBI証券 | 〇 |
楽天証券 | 〇 |
松井証券 | 〇 |
SMBC日興証券 | 〇 |
マネックス証券 | 〇 |
運用実績(2024年9月30日時点)
設定からの期間 | 15年11月(2008年10月1日~) |
基準価額の増減 | 10,000円⇒70,879円:プラス20,879円 |
トータルリターン(1年) | △4.75%(2025年2月末時点) |
純資産総額 | 1,700.6億円 |
分配金実績 | 第14期(2022年9月):0円 第15期(2023年9月):0円 第16期(2024年9月):0円 設定来累計:0円 |
騰落率(基準価額:ベンチマーク騰落率) | 2022年9月:△18.3% 2023年9月:19.5% 2024年9月:11.8% |
収益率 | 2022年:△13.6% 2023年:20.6% 2024年:9.3% |

当サイトの評価
項目 | 数値 | 評価(7段階評価) |
純資産総額 | 1,700.6億円 | 🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟 |
資産の流入出 | 2022年:△21,095百万円 2023年:21,561百万円 2024年:12,875百万円 | 🌟🌟🌟🌟🌟 |
基準価額の騰落率 | 直近1年:11.8% 直近3年:13.0% | 🌟🌟🌟 |
トータルリターン(年率) | 直近1年:△4.75% 直近3年:8.50% 設定来:12.61% | 🌟🌟🌟 |
信託報酬 | 1.0780%(税込) | 🌟🌟 |
ベンチマークとの乖離* | 直近1年:― 直近3年:― | ― |
シャープレシオ | 直近1年:△0.23 直近3年:0.79 | 🌟🌟🌟🌟 |
標準偏差(変動リスク) | 直近1年:19.12 直近3年:10.93 | 🌟🌟🌟🌟🌟 |
総評
世界の大型株から超小型株までを投資対象とし、業績や企業規模にとらわれることなく、常に変化する株式市場に応じつつ、市場価値が割安と考えられる銘柄を選別して長期的に投資する積極運用の商品です。
信託報酬は1.0%台であり、アクティブファンドとしても気なる数字です。運用過程において、人的コストもかかっていると思われるため、コストの重さについては致し方ないところでしょうか。
純資産総額は1,700億円を超えており、ファンドの規模としてこの上ない数字です。ただし、2022年など、資産が大きく流出している時期もあり、一時の異常な人気は落ち着いてきている感じです。
トータルリターンは年率10%(3年間)に届いていないことに加え、コストが重いため、コストパフォーマンスは決していいとは言えません。ただし、約16年間全期のトータルリターンは10%を超えており、過去の人気が今もなお見て取れる数字となっています。