結い2101

結い2101は、鎌倉投信株式会社(委託会社)の、投資家の長期的な資産形成と社会の持続的発展に貢献するために、信託財産の長期的な成長を図ることを目的として、国内を中心に、社会との調和の上に発展する企業の株式に投資するアクティブファンドです。
運用は、国内外の株式などに直接投資することで行われます。
結い2101の交付目論見書(2025年4月19日)はこちら
結い2101の交付運用報告書(第15期:2024年7月19日)はこちら
基本情報
単位型・追加型 | 追加型 |
投資対象地域 | 内外・グローバル(日本を含む) |
投資対象資産 | 株式 |
補足分類 | アクティブ型 |
対象インデックス | ― |
投資形態 | ― |
設定日 | 2010年3月29日 |
決済日 | 年1回:毎年7月19日(休業日の場合は翌営業日) |
為替ヘッジ | なし |
信託期間 | 無制限 |
NISA | 一般・つみたて |
手数料
購入時手数料 | なし(ノーロード) |
信託財産留保額 | なし |
運用管理費用(信託報酬) *実質的な負担 | 年率1.1000%(税抜:1.0000%) |
主要な資産の状況

取り扱い証券会社
SBI証券 | ✕ |
楽天証券 | ✕ |
松井証券 | ✕ |
SMBC日興証券 | ✕ |
マネックス証券 | ✕ |
〇鎌倉投信株式会社の直販でのみ取り扱い可能。
運用実績(2025年1月31日時点)
設定からの期間 | 14年10月(2010年3月29日~) |
基準価額の増減 | 10,000円⇒21,170円:プラス11,170円 |
トータルリターン(1年) | △3.00%(2025年2月末時点) |
純資産総額 | 454.5億円 |
分配金実績 | 第13期(2022年7月):0円 第14期(2023年7月):0円 第15期(2024年7月):0円 設定来累計:500円 |
騰落率(基準価額:ベンチマーク騰落率) | 2022年7月:△6.5% 2023年7月:7.0% 2024年7月:3.6% |
収益率 | 2023年:1.1% 2024年:2.6% 2025年:0.1% |

当サイトの評価
項目 | 数値 | 評価(7段階評価) |
純資産総額 | 454.5億円 | 🌟🌟🌟🌟🌟 |
資産の流入出 | 2022年:△1,281百万円 2023年:2,021百万円 2024年:△1,369百万円 | 🌟🌟🌟 |
基準価額の騰落率 | 直近1年:3.6% 直近3年:4.1% | 🌟🌟🌟 |
トータルリターン(年率) | 直近1年:△3.00% 直近3年:1.76% 設定来:5.26% | 🌟🌟 |
信託報酬 | 1.1000%(税込) | 🌟🌟 |
ベンチマークとの乖離* | 直近1年:― 直近3年:― | ― |
シャープレシオ | 直近1年:△0.30 直近3年:0.33 | 🌟🌟 |
標準偏差(変動リスク) | 直近1年:9.16 直近3年:5.51 | 🌟🌟🌟🌟🌟🌟 |
総評
国内の株式の中で、①優れた企業文化を持ち、人財を活かす企業、②循環型社会を創る企業、③日本の匠な技術、感動的なサービスを提供する企業などのコンセプトを基に、相場変動等による値下がり時の不安を軽減することをめざす積極運用の商品です。
信託報酬は1.1%台であり、アクティブファンドとしてもネガティブならざるを得ない数字です。約9,000の銘柄から、投資対象銘柄を選定していくため、コストがかかるのはしょうがないのかもしれません。
純資産総額は450億円を超えており、ファンドの規模として問題ない数字です。ただし、時期によっては資産が流出していることもあるため、今後の動向には注意が必要です。
トータルリターンは年率数%(3年間)程度であり、保守的な運用方針でもあるため、今後も大きな収益は見込めそうにありません。コストも重いため、コストパフォーマンスは悪いと言わざるを得ません。
国内の株式に投資しているものの、運用方針が保守的であるため、変動リスクはしっかりと抑えられています。
取り扱い可能な金融機関が少ない点に注意が必要です。