ニッセイ・SDGs・グローバル・セレクト・ファンド(資産成長型・為替ヘッジなし)

ニッセイ・SDGs・グローバル・セレクト・ファンド(資産成長型・為替ヘッジなし)は、ニッセイアセットマネジメント株式会社(委託会社)の、日本を含む世界各国の株式を実質的な主要投資対象とし、信託財産の中長期的な成長を図ることをめざすアクティブファンドです。SDGs達成に関連した事業を展開する企業のなかから、株価上昇が期待される銘柄を厳選します。
運用は、世界の株式などを投資対象とするマザーファンド:ニッセイ・SDGs・グローバル・セレクト・マザーファンドに投資することで行われます。
ニッセイ・SDGs・グローバル・セレクト・ファンド(資産成長型・為替ヘッジなし)の交付目論見書(2025年3月15日)はこちら
ニッセイ・SDGs・グローバル・セレクト・ファンド(資産成長型・為替ヘッジなし)の交付運用報告書(第7期:2024年12月6日)はこちら
基本情報
単位型・追加型 | 追加型 |
投資対象地域 | 内外・グローバル(日本を含む) |
投資対象資産 | 株式 |
補足分類 | アクティブ型 |
対象インデックス | ― |
投資形態 | ファミリーファンド |
設定日 | 2018年5月28日 |
決済日 | 年1回:毎年12月15日(休業日の場合は翌営業日) |
為替ヘッジ | なし |
信託期間 | 無制限 |
NISA | 一般・つみたて |
手数料
購入時手数料 | 3.3%(税込:3.0%)以内 |
信託財産留保額 | なし |
運用管理費用(信託報酬) *実質的な負担 | 年率1.5840%(税込:1.4400%) |
主要な資産の状況

取り扱い証券会社
SBI証券 | 〇 |
楽天証券 | 〇 |
松井証券 | 〇 |
SMBC日興証券 | 〇 |
マネックス証券 | 〇 |
運用実績(2024年12月30日時点)
設定からの期間 | 6年7月(2018年5月28日~) |
基準価額の増減 | 10,000円⇒24,720円:プラス14,720円 |
トータルリターン(1年) | 11.21%(2025年2月末時点) |
純資産総額 | 659.0億円 |
分配金実績 | 第5期(2022年12月):0円 第6期(2023年12月):0円 第7期(2024年12月):0円 設定来累計:0円 |
騰落率(基準価額:ベンチマーク騰落率) | 2022年12月:△16.9% 2023年12月:17.0% 2024年12月:34.9% |
収益率 | 2022年:△24.3% 2023年:25.5% 2024年:35.4% |

当サイトの評価
項目 | 数値 | 評価(7段階評価) |
純資産総額 | 659.0億円 | 🌟🌟🌟🌟🌟🌟 |
資産の流入出 | 2022年:△11,027百万円 2023年:△7,470百万円 2024年:△13,857百万円 | 🌟 |
基準価額の騰落率 | 直近1年:34.9% 直近3年:35.0% | 🌟🌟🌟🌟 |
トータルリターン(年率) | 直近1年:11.21% 直近3年:12.42% 設定来:13.04% | 🌟🌟🌟🌟 |
信託報酬 | 1.5840%(税込) | 🌟 |
ベンチマークとの乖離* | 直近1年:― 直近3年:― | ― |
シャープレシオ | 直近1年:0.67 直近3年:0.77 | 🌟🌟🌟🌟 |
標準偏差(変動リスク) | 直近1年:17.01 直近3年:17.06 | 🌟🌟🌟 |
総評
企業のESGに関する取組を分析し、サステナビリティ(中長期的な持続可能性)や中長期的な視点を有する企業の株式に投資する商品です。一つ一つの銘柄の組入比率が大きいのが特徴で、組入上位10銘柄の全体に占める割合は50%前後となっています。
信託報酬は1.5%台であり、アクティブファンドとしてもネガティブにならざるを得ない数字です。企業のESG分析にコストがかかっている感じでしょうか。
純資産総額は600億円を超えており、ファンドの規模として申し分ない数字です。ただし、直近3年は大きく資産が流出しており、今後の動向は非常に気になるところです。
トータルリターンは年率10%(3年間)を超えており、ある程度のリターンが期待できます。収益性がそれなりであるため、相対的にコストパフォーマンスは悪く見えてしまいます。