ブラックロック・ESG・世界株式・ファンド(為替ヘッジなし)

ブラックロック・ESG・世界株式・ファンド(為替ヘッジなし)は、ブラックロック・ジャパン株式会社(委託会社)の、企業のESGに着目しながら、先進国の企業または先進国に主要な業務基盤がある企業の株式などに投資するアクティブファンドです。
運用は、国内外の株式などに投資するファンド:①BSF ブラックロック・システマチック・ESG・ワールド・エクイティ・ファンド、②ICS ブラックロック・ICS・US・トレジャリー・ファンドに投資することで行われます。
ブラックロック・ESG・世界株式・ファンド(為替ヘッジなし)の交付目論見書(2024年12月21日)はこちら
ブラックロック・ESG・世界株式・ファンド(為替ヘッジなし)の交付運用報告書(第9期:2024年9月20日)はこちら
基本情報
単位型・追加型 | 追加型 |
投資対象地域 | 海外・グローバル(日本を含む) |
投資対象資産 | 資産複合 |
補足分類 | アクティブ型 |
対象インデックス | ― |
投資形態 | ファンド・オブ・ファンズ |
設定日 | 2015年9月30日 |
決済日 | 年1回:毎年9月20日(休業日の場合は翌営業日) |
為替ヘッジ | なし |
信託期間 | 無制限 |
NISA | 一般・つみたて |
手数料
購入時手数料 | なし(ノーロード) |
信託財産留保額 | なし |
運用管理費用(信託報酬) *実質的な負担 | 年率0.7608%(税込:0.7280%) |
主要な資産の状況

取り扱い証券会社
SBI証券 | 〇 |
楽天証券 | 〇 |
松井証券 | 〇 |
SMBC日興証券 | ✕ |
マネックス証券 | 〇 |
運用実績(2024年9月30日時点)
設定からの期間 | 9年0月(2015年9月30日~) |
基準価額の増減 | 10,000円⇒32,373円:プラス22,373円 |
トータルリターン(1年) | 15.58%(2025年2月末時点) |
純資産総額 | 158.0億円 |
分配金実績 | 第7期(2022年9月):0円 第8期(2023年9月):0円 第9期(2024年9月):0円 設定来累計:0円 |
騰落率(基準価額:ベンチマーク騰落率) | 2022年9月:9.2% 2023年9月:21.0% 2024年9月:24.8% |
収益率 | 2022年:△6.5% 2023年:32.3% 2024年:― |

当サイトの評価
項目 | 数値 | 評価(7段階評価) |
純資産総額 | 158.0億円 | 🌟🌟🌟🌟 |
資産の流入出 | 2022年:1,934百万円 2023年:3,808百万円 2024年:6,245百万円 | 🌟🌟🌟🌟🌟 |
基準価額の騰落率 | 直近1年:24.8% 直近3年:55.0% | 🌟🌟🌟🌟🌟 |
トータルリターン(年率) | 直近1年:15.58% 直近3年:20.56% 設定来:14.08% | 🌟🌟🌟🌟🌟🌟 |
信託報酬 | 0.7608%(税込) | 🌟🌟🌟 |
ベンチマークとの乖離* | 直近1年:― 直近3年:― | ― |
シャープレシオ | 直近1年:1.03 直近3年:1.33 | 🌟🌟🌟🌟🌟🌟 |
標準偏差(変動リスク) | 直近1年:15.03 直近3年:14.86 | 🌟🌟🌟🌟 |
総評
企業のESGに着目しながら、先進国の企業または先進国に主要な業務基盤がある企業の株式などに投資する商品です。具体的な目標としては、MSCI World インデックスと比較して、カーボンインテンシティをポートフォリオレベルで20%削減することを目指します。
信託報酬は0.7%台であり、アクティブファンドとしてならギリギリ許容できる数字です。企業のESG分析にコストがかかっている感じでしょうか。
純資産総額は150億円を超えており、ファンドの規模として問題ない数字です。ただし、直近の資産の流入状況もそれなりです。
トータルリターンは年率20%(3年間)を超えており、大きなリターンが期待できます。収益性が良好であるため、コストはやや重く感じるものの、コストパフォーマンスは良く見えます。